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春節。旧正月って言ったり

今日は旧暦でいう1月1日。
今日の朝のニュースでは、東アジア各地や日本の中華街で春節イベントが放送されている。


はじめて香港に行ったのが1994年1月終わり。
このとき香港の街はどこの店でもセール中で、1折・2折(それぞれ90%OFF、80%OFFの意)なんて張り紙まであって、アジアってこんなに安いのか?!と舞い上がりましたが、それは勘違いでして旧正月だからという理由はあったんです。
旧正月前のセールであることはなんとなくわかっていたけど、日本に戻ってきてからますます旧正月ってなんぞや?と気になりまして、こんな本を読みました。

旧暦と暮らす著者: 松村賢治 1,600円 (税込:1,680円)

生活人新書 旧暦はくらしの羅針盤著者: 小林弦彦 680円 (税込:714円)

読んだ直後の感想は「旧暦っておもしろいじゃん」
読んでわかったことは、
日本でいう旧暦とは東アジアに暮らす人のための農業や生活に密着した農暦である。
月の満ち欠けを基準にして、さらに「閏月」をあるルールによって組み合わせてある。


旧暦との違いを具体的に表すと・・・

「忠臣蔵の討ち入りは12月14日。時代劇のテレビでみると雪が降ったあの日。
12月なのに、それも東京であんなに雪が降るなんて、昔は寒かったのね」

「桃の節句っていうけれど、3月に桃の花なんて咲いてないじゃん」


そんなふうに思ったことないですか。

忠臣蔵討ち入りは1702年12月14日(旧暦ね)
これを新暦にあてはめると1703年1月31日になるのに、テレビでは「今日、12月14日は赤穂浪士討ち入りの日です」なんて放送しちゃう。現代の12月に歩くと音がするほど雪が降るなんて考えられないでしょ。

桃の節句を2005年新暦にあてはめると4月11日になります。

閏月の存在はもっと面白い。
月の満ち欠けを使って30日をひと月。春夏秋冬それぞれの季節は3ヶ月だから12ヶ月で1年。でも旧暦はひと月30日×12ヶ月=360日しかないから、閏月を入れて調整します。で、ヌこに閏月を入れるかAってところがポイント。これはルールにのっとって決まってます。ある年は通常の1月に「閏1月」が追加されたとします。そうすると冬の月である1月が2回あるから寒さが続く年になる。「閏8月」がはいった年には、残暑が長い季節になるわけ。


旧暦ってのは月と連動していて、新月のよるが月の1日(朔)。その後、半月になり満月の日が15日。んで新月前日が月の終わりの30日。夜空を見上げれば日にちがわかったってこと。昔の人のカレンダーは夜空にあったのね。
「星を見ていると自分のちっぽけさがわかる」なんて言葉を聞くと、キラキラ光ってる超新星の大きさを知ったら、自分がちっぽけなんていえないだぞ!ゴルァ!と常々感じてましたが、旧暦を知って己の小ささを知る、というのが本筋じゃないかと感じましたね。


そんなわけで私の心の中の片隅に旧暦が動いています。日本の1月後半に香港に遊びに行くことが多かったのは旧暦セールを利用して買い物したいから。航空券も安いしね。日本人の言う旧暦正月頃なんて、世界中から東アジアに向って里帰りするので飛行機のチケットが取れにくくなることもある。
そういえば、先週あたりから中国と台湾に転勤している友達が、現地の正月休みを利用して日本に帰ってきました。

旧暦と暮らす を先に読んで、その後別の視点から書いてあるかな?と、 生活人新書 旧暦はくらしの羅針盤を読みました。

このお2人、知り合いのようでして・・・。
了承済みのパクリ本か?というくらい同じ内容。もしあなたが買うならどちらか1冊でよろし。

旧暦の仕組みは「システム」だから同じになるのは当たり前としても、「旧暦を使ってこんなにオトク」という体験談のような内容まで一緒とは。自分では「旧暦と暮らす」のほうが読みかったのに、間違えてブックオフに売っちまったよ。手元にあるのは「旧暦はくらしの羅針盤」
うむむむむ。


旧暦を知ってれば衣替えのタイミングも間違えなくなるのよん。

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